2020-06

国宝

国宝 病草紙の題材「小舌の男」が改ざんされていないか検証する

病草紙の「小舌の男」に奇妙な道具の使い方が描かれている アイキャッチの画像は京都大学附属図書館の京都大学貴重資料デジタルアーカイブにある病草紙の写本と思われるものですが、他のサイトのは原本だったり別の写本・摸本だったり、基本的には同じ絵図を...
有職故実

「高杯」でgoogle検索トップに表示される記事の強調スニペットとしての妥当性を『貞丈雑記』で調べた結果と比較して検証をする。

貞丈雑記に記載されているのは「高杯」なのか「高坏」か? 「高杯」という言葉は、とある国宝を調べていてたどり着いたひとつです。 令和2(2020)年6月20日現在、「高杯」検索すると 高杯(たかつき)は、椀形や皿形の器に脚がついたものをいいま...
有職故実

海人藻芥の「畳之事」についてのくずし字と現代語訳についての疑問を検証する

戦国時代よりも前から、また江戸時代あたりまでは肖像画の畳の縁を見ることで、肖像画の人物の地位や役職などがある程度わかるのだが、最近繧繝縁について調べていて縁の模様などわかりやすく参考にしていた八條忠基さんという方が運営されている「綺陽装束研...
重要美術品

妙然尼像と妙然像、奇妙な二人の男女?の肖像画に出会った話の疑問を検証する

最近、東京大学が運営している東京大学史料編纂所のサイトにあるデータベース検索を利用して調べ物をしていました。 それは、浅井長政夫人(お市の方)とされている肖像画の模様や服装についてなのですが、検証している過程で奇妙な男女二人の肖像画の情報に...